090325

梅田望夫さんの最近のエントリーより。

何でも必ずステップ・バイ・ステップです。そう簡単に、いきなり一足飛びに、自分の持つイメージのところに行けるということはありません。ゴールになるイメージがどこかにあって、一歩一歩、一つ一つ自分がその時点でできることをやっていく、ということ以外にはないのです。


指導者的能力に優れた人は、適切なときに適切な言葉で人の背中を押すことが出来るような気がする。
私のボス(十分Mentorと言っても良い)も――背中を押す力と方向が適切かどうかはともかく――その能力に長けており、そんな彼からも上記と同じ事を言われたことがある。
より正確には「非常に優秀な人の中には、そのとき最も競争の激しい最先端の分野をぽんぽんぽんと跳び移るように進むことが出来る人もいるけれど、(私のような人間は)少しずつ足場を積み上げながらじっくりと進むしかない。」と言うことだった。遠回しに諭されたのだろう。


いきなりV6,V7が登れたり、13が登れたりすることはない。
イメージをもつこと。そして、できることをやっていくこと。
Dead Lineに取り組んでいたときはそんな当たり前のことが当たり前のようにできていたはず。
不必要な焦りを生まないためにも、何ごとにおいてもそれを忘れてはいけない。