2012-01-01から1年間の記事一覧

久々の

ブログ更新・・・じゃなくて、登りに行ってきました。岩に。 あいにく写真はないのだけれど、最近どんどん人気になっているという岐阜の岩場に初めて行ってみたのだけれど、想像を遥かに超える人気っぷり。岩がなければほとんど誰も来ないであろう山の中にた…

去りゆくとき

9月末日、長年住み慣れた京都をついに去った。 論文の仕上げとバッティングしてしまい、ほとんど準備なしでばたばたと引っ越しをしたが、荷物だけを引越した後も一週間ほど京都のからっぽの部屋で寝泊まりしていた。そんな寝袋生活も終わり、いよいよ京都を…

夏のはじまり

夕暮れ時の雰囲気が、すっかり夏模様。旅に出たくなる。落ち着き無く出張続きの一ヶ月、慌ただしいその最後の一週間が終わった。しばらくは目の前の一番大きな課題に取り組む事ができそうだ。連休の初日の朝は、大型放射光施設の堅い床の上で迎えた。線路沿…

梅雨の中日

梅雨の合間に広がった晴れの土日、大学時代の先輩後輩らで集まって自転車で走っていたときにたまたま通りかかった風景。四谷千枚田と呼ばれるそうで、谷あいに上から下まで広がる棚田の中を、二度大きく突っ切るように道は通っていた。 その後も気持ちのよい…

北欧にて・その5

AbiskoはTorneträskという大きな湖の横にある村で、この湖は冬になると完全氷結してその上を歩く事が出来るようになる。雪が積もる前ならスケートですいすい滑れるらしいが、冬の終わりの3月にもなるとすっかりまっしろなので、Gon氏のクロカンスキーを借り…

北欧にて、自転車修理

時間があった日の朝に、研究所の作業室を使わせてもらって友達のチャリの整備を。 俺、世界中のどこに行っても同じ事してる気がするなぁと思わずにはいられない、無心至福のひととき。 全く変速できない状態を直そうと思ってとりあえずいじってみたら、よく…

北欧にて・その3

シェフGon氏による男の手料理シリーズ。 ジェノベーゼペーストと貝っぽい何かを使ったパスタ。 トムヤムクン+麺。お土産の生酒とイカの干物をアテに。 向かいのEricは汗ダラダラに。それでもイカを残り汁につけてはうまいと言って食べていた。 干物のうま…

北欧にて・その2

KirunaからAbiskoに向かう車中でAndresが言った。 「調子はどうだい? その、つまり例えば、Kyotoはnormalかい?」 Kyotoは被災地から1000キロぐらい離れてるし、表面的には至ってnormalだよと僕は言った。でも去年は本当に悲惨な年で、recoveryはまだまだ…

北欧にて・その1

日に日に暖かさが増し春へと近づいている京都の夜、ふと空を見上げて見える雲が緑色ではなく白色であることに気づき、急に現実に引き戻された気分になる。 約10年前、Anchorage からせっせと自転車を漕いでたどり着いた「Arcitic Circle Latitude 66º33' 」…

雪の京都にて

もう大分前の事の様な気がする慌ただしさで日々が回っているが、この日は未明から雪が降り積もりはじめて、朝には京都市内でも珍しいぐらいの雪が積もっていた。 窓からさす白く明るい光に起こされ、朝から銀閣寺まで足を伸ばしてみた。 しんしんと、雪が池…