Happy Holiday, Happy New Year

クリスマスの写真をアップしようと思ってダラダラしていたら年が明けてしまいました。

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あけましておめでとうございます。(おい

 

 学生時代の年末年始は、当然のように自転車乗ってたり山の中にいたりしていたのが、途中からラボで実験するように変わっただけで、年に一度帰省するかどうかのひどい有様だったのだけれど、昨年はさすがに所帯を持ったので、正月はごく常識的に両家の実家で過ごしていた。うって変わって今年は、日本から遙か離れた東海岸。こっちに来てたった半年で正月のために一時帰国するお金があるわけもなく、ホリデーシーズンも特に関係無くこちらで通常運転していた。

 とはいえ25日はクリスマスっぽいこともしようかとお昼に映画を見に出ると、街中がお休みモードでほとんどの店は閉まり路地を歩く人もまばら。お昼を買おうと探し回り、やっとガソリンスタンド併設のダンキンでベーグルにありつけた。他にも流れ着いたランチ難民がカウンターに列を作っていたが、手際のいい店員2人がさくさく回していた。2人とも見た感じクリスチャンでは無さそうな女性だったので、良い意味でも悪い意味でも多様な人的資源でこの国は回っているのだろうかと想像していた。

 見た映画は Night at the Museum: Secret of the Tomb。「ナイトミュージアム」の第3作目で、今調べたら日本では3月に上映予定の作品だった。シンプルなストーリーに、言ってる事が分からなくても楽しめる内容(大英博物館の展示品が大暴れ)だったため、字幕無しでも十分に楽しむ事ができた。子供連れで来ている家族も多く、面白い事を言ってるシーンで観客が大声で笑うのがアメリカらしかった。1作目も2作目も見た事が無かったけれど、wikiで調べた感じこちらも面白そうだったので(3もそうだったけど展示品にちなんだ小ネタが多い)、図書館辺りで借りれたらまた見てみたい。

 年越しは、おでんを作り溜めておいて、こちらの年越しライブ番組を見ながら家でだらだら。一度、7時に街の公園で上がる花火を見ようと出かけるも電車を逃してしまい、地下鉄乗っている間に花火が終わってしまうのを恐れて、少し歩いた近所から花火が遠目に上がるのを見る始末。そしてあまりの寒さにさっさと退散し、インスタントカップ蕎麦をすすりながらTV越しにTimes squareの混みっぷりや近所の海岸で上がる花火を見て年を越した。

 昨年は、ここ6年間の蓄積を大放出した様な1年間で、ここまで良い事のみが続く年はもう二度と無いんじゃないかと逆に不安になるぐらいだった。決して僕一人の力ではなく、多くの人たちに助けられてどうにか前に進む事ができたのだけれど、僕の名前が入った論文が二つも出て、留学を始める事もでき、残してきた日本の宿題も終わり、結果としては文句の無い一年だった。一方で、また1から積み上げて行かなければいけない日々が始まり、うまくいくかどうか分からない先の見えない状況に、再び自分が耐えられるのかどうか不安でもある。

 今年は、昨年にも増して変化の多い一年になりそうな予感があるので、限られた時間を有効に使えるよう仕事をしていきたい。最低でも、今のプロジェクトで芽がでて育てられるぐらいになること。そして家族を大事にすること。(あと、いいかげん車の免許取らないとなぁ・・・これは1月中の目標にしよう。)

 では、今年もよろしくお願いいたします。