081007

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久しぶりに、自転車のBB*1を交換した。
6年ぶりぐらいか?
旅行に出ることがないとどのパーツもそうそう消耗しないのだけれど、
さすがのBBも軋みがひどくなってきたのが分かってきたので。


なかなか交換する機会をつかみにくいパーツの代表かもしれない。
多少異音がし始めても回転自体にはそれほど支障がないので
「まだいける、まだいける」と思ってケチってしまう。
それゆえに、いよいよ交換時には固着してしまっていて外せなくなりがちなパーツの代表でもある。
(^ ^;)


無事、新品に交換して愛車に乗ってみると、実に軽快な漕ぎ心地。
こんなに違うもんなんだなと再認識。
表に全く出ることなく、しかし駆動力の中心を支えている部分。
普段自転車に乗っているほとんどの人はその存在を意識すらしたことがないだろう。
だからなのか、僕の最も好きなパーツのひとつである。
(次に好きなのはリアディレイラー・・・とかどうでもいい話は略。)


  *  *  *


唐突だけど、友達のメールに書いてあった一文。

所帯を持つって言うと家族の人生を背負う重責!みたいな雰囲気だけど、家族って二人で作ってくもんだと思うよ。
これは賛否両論あると思うけど。
独り身のほうが気楽かもしれないけど、骨は二本あった方が強いしな。

奴はこういう言い得て妙なところがうまいなあ。


自転車の両輪みたいなもんかもね。
一輪車だと小回りは利くけど、バランスは悪いしちょっとしんどい。
二輪あればずっしりと荷物を積んで走ったりできるしね。
倒れないために必要なのは、ただ前に走り続けることなんやろなあ。


ふとそんなことを思った。



 

*1:ボトムブラケットの略。普段足をのせている部分がペダル。そのペダルがくっついている左右一対ずつの棒状のパーツがクランク。で、その左右2本のクランクを繋いでいるパーツがBBで、自転車のフレームの中に埋まっていてほとんど見えないはずだ。このBB軸が回転するから自転車を「漕ぐ」ことができる。