071221

Salk Instituteで研究されている先輩が一時帰国されていて、せっかくなので同期と一緒に飲みに行った。せっかくなので昔先輩が銭湯帰りによく寄られていたという居酒屋へ。
Salkへ行く事になった経緯には日頃の意識と準備に縁が伴った結果だと感じさせられたし、海外での住み始めの諸手続・生活基盤の立ち上げは先輩をして「もう二度とやりたくない」と言わしめるほど面倒だったらしく、来年から東海岸へ行く同期が早くも面倒くさそうな顔をしていた。(←ひとごと。^^;) 研究の方はやりたい事やろうとしている事が具体的に目の前に見えている状況のように感じられて、何とも羨ましい。
生理学を真面目に学んで来た二人と一緒に話していると、自分がいかに分子に偏って考えているかを思い知らされる。勿論、人それぞれ興味を持つ対象が異なって然るべきだけれど。
以下覚え書き。
非線形的な振る舞いをする分子が詰まった神経細胞が、入力に対して線形的な出力を出来ること、それを元に微分したり積分したりする回路をつくれること。たった一つのニューロンで行われている情報処理回路、そのようなニューロンの形態や分子配置に収束するための仕組み。
そんなことですらまだほとんど分かっていない。
何が分かっていて、何が分かっていないのか、そんな知識が圧倒的に足りない。勉強が必要だ。